昨年の前半はヒジョーに悩んでおりました。
カナ姫の「展覧会と交配出産の両立」は思った以上にムツカシイ。
そしてテツの力量とタイムリミット。
もう今しかない。
しかし、ほとんどの人が「ムリじゃろ」と。
うん、フツーに考えたら無理だと思う。
だって家族全員が未経験なんだもん。
でも、なぜかとうちゃんとかあちゃんだけは、
そんなふうには思わなかったのです。
交配頃のふたり ↓
とうちゃんかあちゃんとテツとカナ。
4頭での試行錯誤が始まりました。
どんどんその日が近づいてくるけど、一向にふたりの息が合わない。
何度もココロが折れそうになった時、才蔵ママが
メールで電話で励ましてくれました。
どんな些細な質問にも丁寧に答えてくれて、
「ゼッタイ大丈夫だから」って。
その一言にどんだけ勇気をもらえたでしょう。
ママの指示を仰ぎながら、ふたりの様子をよく観察して
一番リラックス出来る環境を整えてやって、
とうとうその日がやってきました。
みんなでよく行く運動公園を散歩しながらチャンスを伺います。
でもどうしてもテツが遠慮して乗れない。
何回もチャレンジするも、やっぱり出来ない。
ふたりのがんばっている姿を見ていたら、なんだか
「ふたりの子がほしい!」と思うようになりました。
いえ、ふたりの子しかイヤだ!と。
しかし・・・・・・・・
もうこれでダメなら諦めよう・・・・・・・・
そう思った次の瞬間、成功していました。
カナが子供のように泣き叫び、とうちゃんが抱きしめてやっていました。
やれやれでした。
まだ着床したとも、無事に生まれるともわからない頃から
「もしオスが生れたらうちに残そう」
そうとうちゃんと話しておりました。
かわいいふたりの間に生まれた子ですもの、
今までがんばってきた証ですから。
そうやって、生まれてきたのがメス4頭とオス1頭でした。
メスはみんなこれ以上ないほどのお宅に嫁いでゆきました。
そしてたった1頭のオスの翔ちゃんがうちに今、います。
翔ちゃんが残ってくれてよかったわあ!
そうでないと寝込んでまいそうなほどの寂しさやったもの~。
うちにいるってことは展覧会に参加するってことだけど、
オスが4頭くらい生れたうちのイチバンええのんを残したわけじゃないから、
展覧会で通用するかどうかなんてわかりません。
「パッとせんわぁ・・・」がだいたいの相場ですけども、笑
どこ突っ込まれるやろ・・・・・・・と今からドキドキしとります^^
けど、これから翔ちゃんとボチボチがんばってゆこうかなと
思っております。
あ、カナ選手もいるしね。
まだまだ諦めてませんけど、ナニか?笑
てっちゃんで果たせなかった
「全国展の成犬オスのリングで大トリを務める」夢を
叶えられたらいいなって思います。
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